無料で性病検査ができる方法はないか?・・・とお探しの人へ
無料で性病検査を受ける方法をご紹介致します。
各都道府県や市町村にある保健所では定期的に無料で性病検査を実施しています。
しかし、あまり保健所の事をよく知らないので検査の申し込みをしづらい。という人も多いと思います。
本記事では、保健所で性病検査を受ける「メリット/デメリット」や「利用する前に知ってて頂きたい事」を解説致します。
無料で性病検査を受けたいという人は参考にして下さい。
無料&匿名で性病検査を受ける方法
全国に500カ所以上ある保健所では、無料でHIVや梅毒の検査を無料で行っています。しかも、匿名で検査を受ける事ができ、保険証も不要です。
通常、病院などで検査すると1万円以上する検査が、保健所で受けると無料で検査を受ける事ができます。性病検査を受けてみたいが躊躇している人にぜひご活用いただければと思います。
保健所で検査を受けるデメリット・メリット
まずはじめに、保健所で性感染症の検査を受けるメリットとデメリットです。
時間と場所そして検査項目は限られますが、HIVの検査を主に考えているようであれば、保健所の無料検査は大変魅力的です。
HIVの予防には定期的な検査が重要ですが、個人の検査費用の負担が大きくなる課題がありました。病院で予防のための性感染症の検査を受けると保険適用外の自由診療扱いになります。そのため、金額が高くなるので、定期的な検査をする際の課題になります。保健所を活用する事により、無料で定期的に検査する事ができます。
保健所とは?
保健所とは、その地域の疾病の予防、健康増進、住まい環境、食べ物に関する相談や検査などのサービスを実施する行政機関です。
現在、日本全国に500カ所程度あり、都道府県、政令指定都市、中核都市などの単位で設置されています。保健所の所在地に関しては下記のページから探す事ができます。
■厚生労働省の保健所検索サイト
>>厚生労働省|保健所管轄区域案内
保健所で検査を受ける前に知っておきたい4つの事
メリットデメリットの中から、重要なポイント4つを下記に補足致します。保健所での性病検査を受ける前の参考にして下さい。
■保健所で検査を受ける前に知っておきたい4つの事
①検査できる性病の種類は限られている
②検査を受診できる時間は限らている
③検査には事前予約が必要
④検査には即日判定と通常判定がある
下記に詳細を説明いたします。
①検査できる性病の種類は限られている
保健所での検査は、HIV検査が主な検査になります。梅毒とHIVの両方を検査できる保健所も多くあります。
また、クラミジアや淋病などのHIV以外の検査を実施している保健所は少ないですがございます。
性病検査項目に関するお問い合わせは各保健所の公式HPよりご確認下さい。
【補足】検査項目について|HIVと梅毒は同時に検査がおすすめ
梅毒に感染している場合、HIVに感染するリスクは男性50倍、女性300倍程度に上がります。できればHIVと梅毒は同時に検査する事がおすすめです。
②検査を受診できる時間は限らている
保健所での検査可能な時間は限られています。性病検査を受け付けている時間帯は保健所が開いている時間ではないのでご注意ください。
検査可能な時間帯は各保健所によりまちまちです。午前中の2時間のみ、あるいは夕方の2時間程度など、検査可能な時間は限られています。各保健所の検査を実施している時間帯は、各保健所の公式ホームページなどでご確認下さい。
③検査には事前予約が必要
検査には事前予約が必要です。当日直接訪問しても、検査は受け付けていない保険所が多いです。検査希望の際には必ず事前に予約をしてから訪問するようにしましょう。
予約は電話やインターネットなどで受け付けています。各保健所の公式ホームページなどでご確認下さい。
④検査には即日判定と通常判定がある
判定の種類には2種類あります。その日のうちにわかる即日判定と通常判定です。即日判定の場合は検査を受けてからその日のうちに検査結果を知る事ができます。通常検査の場合は1週間後程度に結果が出ますので、結果を聞くために保健所を再度訪問する必要があります。
【補足】即日検査の結果について
即日検査の場合の判定は、「陰性」または「保留」という結果になります。「保留」の場合は通常検査で再度検査をする必要があります。
即日検査の場合、100人の1人程度ですが感染していなくても陽性と反応が出てしまう場合があります。陰性ではなかったからすぐに陽性という訳ではございませんのでご安心ください。
無料で検査してくれる保健所の探し方
保健所が検査している時間帯や検査している病気の種類などを探すにはやはりインターネットやツイッターが便利です。
保健所の数が多く、受けられる検査の種類、受けられる時間帯もまちまちのため、インターネットで検索しても少し探しづらいのが現状です。
保健所の無料検査情報が検索できるインターネットサイトやツイッターアカウントを紹介いたしますので、ぜひご活用下さい。
インターネットで探す
「保健所の場所」や「検査項目」などからも無料の検査をすぐに探せるサイトをご紹介致します。どちらも探しやすいサイトです。
■HIV検査・相談マップ
https://www.hivkensa.com/
■HIVマップ|安心HIVリサーチ
https://hiv-map.net/
ツイッターで探す
ツイッターは期間限定や世界エイズデーなどと連動したイベントなどを探すのにとても便利です。おすすめのアカウントをご紹介致します。
■日本HIV情報センター
HIV無料検査の情報の他、HIVの相談会も開催しています。
■redribbonSAPPORO
北海道のHIV検査の情報発信の他、相談会などを開催しています。
■沖縄県感染症診療ネットワークコーディネーター
沖縄県のHIV検査の情報発信の他、相談会も開催しています。
■本メディアのツイッターページもご紹介致します。
性感染症や性教育に関する情報を発信しています。(フォローしていただけたら嬉しいです。)
よくある質問(FAQ)|保健所で性病検査
保健所での性感染症の検査に関して、よくある質問を下記にまとめました。ご参考下さい。
Q:検査料金は本当に無料ですか?
A:無料です。保健所での性病検査はすべて無料です。
Q:夜や土日に検査してくれる保健所はありますか?
A:場所や時間は限定されますが、土日や夜間(20時ぐらいまで)に検査を受け付けてくれる保健所もあります。
下記の検索サイトなどで、検索すると便利です。
■HIV検査・相談マップ
https://www.hivkensa.com/
■HIVマップ|安心HIVリサーチ
https://hiv-map.net/
Q:検査に保険証は必要でしょうか?
A:必要ありません。保険証はなくても検査を受ける事ができます。
Q:匿名で検査できますか?
A:匿名で検査する事ができます。名前や住所を聞かれる事はありません。
だれの検査結果かを区別するために、生年月日を聞かれる事はあります。
Q:住んでいる住所と違う保健所でも検査しても良いですか?
A:問題ありません。匿名検査ですので住所を聞かれる事はありません。
Q:外国人でも検査を受ける事はできますか?
A:外国人でも検査を受けられる保健所があります。
日本語が話せれば問題なし、または通訳できる人が一緒に来てくれれば検査可能な保健所もあります。詳しくは各保健所にご確認下さい。
Q:予約は必要ですか?
A:多くの保健所は予約制になっています。緊急の場合は保健所に電話で相談してみましょう。
まとめ
■無料で性病検査をする方法
・各都道府県、市町村にある保健所を活用しよう。
■保健所で無料検査を受けられる人
・その地区の住民でなくても大丈夫
・外国人でも検査可能な保健所もあり
■保健所で検査を受けるメリット
・匿名&無料で性病検査を受けられる
・通常の病院で受けたら1万円相当の検査
■保健所で検査を受けるデメリット
・保健所の検査はHIV検査がメイン
・他の性病検査を実施しているところは少ない
■保健所で検査を受ける際の注意
・事前予約が必要
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■参考HP